REPORT
08
”私たちにできること”を持ち寄り
ありがとうプロジェクトを企画中
ひとりじゃできないことも、みんなでならカタチにできる!
2016年4月9,10日。有田川町の田殿保育所にて
これまでの58年間の思い出を振返る写真展や
これからの人々が集う場所として活用するための
カフェやワークショップを住民が企画する
「ありがとう田殿保育所」が開催されることになりました。

写真2

ありがとうの気持ちを、まずはカタチにする

2016年3月で廃園となる田殿保育所を舞台に、今後も地元の方々や町内の若者、子どもが集える場所として活用される未来を信じ、田殿保育所の可能性や、地域の人達の「あったらいいな」をカタチにするために、今この町に必要なものはなんだろう?という問いを立て、農家、大工、自営業など地元に拠点をもつ経営者や教師、 役場職員、主婦など有志メンバーが集まり、プロジェクトがスタートしました。

写真3

”私たちにできることから始めよう”

昨年10月に開催されたポートランドチームとのワークショップで、田殿保育所のこれからの「あったらいいね!」を考えたメンバーの中から、改めて参加メンバーを募集し開催したキックオフミーティング。16名のメンバーが田殿保育所に集まり、それぞれの参加した背景を共有しながら、知っていること、得意なことを活かし合い、どんどんアイディアを出していきます。その中から、大きく2つのチーム「メモリアルチーム」と「未来チーム」が生まれ活動が始まり出しました。

写真4

周りを巻込みながら、
あったらいいなを増やしていく

「田殿保育所ありがとうプロジェクト」では、1月~3月末まで全8回のミーティングを行ってきました。その中で、それぞれが出したアイディアに関わって欲しい人や、相談したい人を次回のミーティングに呼んできていたこともあり、参加者が徐々に、20人、30人と自然と増えていきました。また、3月には田殿保育所の保護者会の皆さんや、区長会、老人会の皆さんも一緒になって、この企画に関すること、これからの田殿保育所の活用について話し合っていきました。このことで、1つの場所や団体、地域だけで捉えるのではなく、周辺住民の皆さんと手を取り合い進めていくような機会に変わっていき、みんなの「あったらいいな」を聞ける機会になっていきました。

写真5

今回は「参加型のメモリアルイベント」

約3ヶ月間、田殿保育所ありがとうプロジェクトのメンバーが一体となってつくってきた、イベントが開催となります。過去の思い出写真の収集から展示の準備、各関係団体との連絡の調整、カフェやワークショップの出店者とのやりとり、当日の飾り付けなど、ほとんどが始めての取組みですが、それぞれの得意を活かしつくってきました。ただ、このイベントは、当日お越しになる方々と一緒になって「これまでのありがとう」と「これからのあったらいいな」が集まって始めて完成します。田殿保育所のこれから、有田川町のこれからを描く機会として、たくさんの方にお越し頂けたらと思っています!

◆当日のイベント紹介ページはこちら

https://www.facebook.com/events/717209735084720/