これまでの58年間の思い出へのありがとうを送るとともに
これからの活用アイディアを体験し、声を集めるためのイベントが
有田川町の若手住民たちの手により開催されました。
当日は、多世代が集まる空間に
ありがとうイベントということもあり、卒園生はもちろんのこと、園長先生や保育士の先生も多く参加頂きました。また、地域の方々も、子ども達と一緒にお越し頂くなど、改めて多くの方の思い出が詰まった場所だと認識しました。「卒園してからは一度も入れなかった」。子ども達の場所だったからこそ、卒園後には来れなかったという声もありました。今回は、そんな場所が今後、地域の方々にとって、どんな場所がいいかという声やアイディアをたくさんお聞きしました。
「今日みたいな場所があるといいね!」
今回、このイベントに合わせて、以前に田殿保育所で行ったワークショップや住民の皆さんとの話し合いの中から出てきた「カフェ」「交流スペース」「ショップ」などのアイディアをもとに、実行委員会である若手住民チームが、全てDIYで会場をリノベーションしました!そんな会場で、お茶をしたり、子ども達と交流したり、ワークショップをしていると、ママさんや地域の方から「こんな、ゆっくり出来る場所があるといいね」「子ども達と一緒にいるのは久しぶりだわ」。そんな声を聞くことができました。また、会場内では、来場者から「ここに何があったらいい?」というアンケート形式の展示も開催されました。
これからの活用アイディアをやってみること
イベント開催にあたり、昨年末の10月に開催された「まちづくりワークショップ」で集まったメンバー有志が集まり、11月から3月迄の5ヶ月間に渡る話し合いと準備、そして閉園後の4月1日〜8日までの短期間でのDIYによる思い出写真や展示、カフェやショップの設営を行いました。そして、それにかかる費用も「実行委員会メンバーが自分たちで出し合う」と決め、運営を行ってきました。「自分たちのまちのことは、自分たちでやってみる」。そんな思いからうまれた今回のイベント。今後、集まった声やアイディアをもとに、さらにプラン案を作成し、活用を進めていくことになります。
ありがとう田殿保育所(Short.ver) from まっくす on Vimeo.